デリケートゾーンは日常生活の中で人に見られる機会はほとんどないですが、黒ずみが気になるという女性は少なくありません。
「水着の時に気にしたくない」「パートナーに見られたくない」と思うと、なんとかして黒ずみをなくしたいと考えるでしょう。
今回はデリケートゾーンの黒ずみの原因と注意すべき行動、おすすめのケア方法をご紹介します。黒ずみに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
デリケートゾーンの黒ずみは「色素沈着」が原因
ではまず、デリケートゾーンの黒ずみの原因から説明していきます。
メラニン色素が沈着すると黒ずむ
皮膚は刺激を受けると、「メラノサイト」にある「メラニン色素」の生成が活発化されます。
生成されたメラニン色素は量が多くなければ、肌のターンオーバーと共に排出されるため沈着しません。
しかし、生成された量が過剰だったり、ターンオーバーが乱れたりすると、メラニン色素が排出されきれずに沈着し、黒ずみとなってしまうのです。
刺激だけでなく摩擦も原因の一つ
メラニン色素はそもそも肌を守るために生成されるものですから、刺激だけでなく摩擦にも反応します。
後ほど詳しく説明しますが、下着のこすれなどの摩擦によってメラニン色素が生成されることもあるため、「いつの間にか黒ずみがひどくなっている」といった悩みが起こるのです。
デリケートゾーンの黒ずみをなくしたい時に注意すべき行動
では一体、デリケートゾーンの黒ずみの原因となる摩擦や刺激を防ぐには、どんな点に注意すれば良いのでしょうか。気をつけたい行動を以下にまとめました。
• キツイ下着の着用
• 圧の強いデニムやスパッツを頻繁に着用
• 入浴時にゴシゴシ擦って洗う
• タオルで擦って拭く
• カミソリによる除毛
• サロン、クリニックでの脱毛
• 生理用品のかぶれ
• 蒸れた状態を放置する
これらの行動を頻繁に行うと、デリケートゾーンの皮膚に刺激や摩擦を与えてしまいます。黒ずみを防ぐにはやらないよう注意が必要です。
特に、キツイ下着の着用や擦って洗う・拭くなどの行動は日常的にやってしまいやすいため、この機会に一度見直してみましょう。
デリケートゾーンの黒ずみはどうケアすべき?
デリケートゾーンの黒ずみは気づかないうちに深刻化しているケースは少なくありません。
もしすでに黒ずんでしまっていたら、一体どうケアすれば良いのでしょうか?
専用の石鹸や保湿剤でケアする
デリケートゾーンの皮膚が乾燥していると、メラニン色素が排出されにくくなり、黒ずみはどんどん悪化してしまいます。
ボディ用の石鹸はデリケートゾーンには刺激が強いため、専用の石鹸を使って洗いましょう。保湿剤も低刺激のデリケートゾーン専用品がおすすめです。
医薬部外品の美白ケア品を使ってみる
医薬部外品の美容ケア品は、メラニンの生成を抑えて、シミ・そばかすを防ぐ効果が期待できるものです。
使い続けることでメラニンによる色素沈着を抑えられるため、これ以上黒ずんでしまうのを防げるでしょう。
このような商品には保湿効果もある場合がほとんどですから、乾燥を防ぎ肌のターンオーバーを促進させることで黒ずみの緩和も期待できます。
まとめ
デリケートゾーンは刺激や摩擦によってメラニン色素が過剰に分泌され、色素沈着を起こすことで黒ずみます。
キツい下着を着続けていたり、カミソリでの除毛を続けていたりなど、日常の行動が原因となっていることが多いのが特徴です。
まずはデリケートゾーンに刺激・摩擦を与える行動をしていないか見直し、その上で専用の石鹸や保湿剤、美白ケア品などでのケアを行いましょう。
黒ずみは時間をかけないとなかなか改善されません。すぐに効果がないからと諦めず、毎日コツコツとケアを続けてみてください。